こんにちは!『一級建築士』おしゃべり建築士です!
今回のテーマはお風呂(ユニットバス)での髪染めについて。
床や壁に薬剤が付着して色移りしないかな?
床や壁を傷めないかな?
こんな疑問をお持ちの方に参考にしていただきたい記事です。
お風呂で髪染めしますか?
みなさんはご自宅で髪染めってしますか?毎回美容室に足を運びますか?
ご自宅で髪染めされる方の多くは、お風呂でされることが多いでしょう。
今までは気にならなかったけど、住宅を新築、購入されたり、新しいマンションへ引っ越しされたばかりという方は、お風呂での髪染めに不安を覚えることもあると思います。
特にユニットバスでは、樹脂製品である、床や浴槽への色移りが心配という声が多いのではないでしょうか?
事実、お風呂で髪染めをして色移りしたという話は巷にあふれています。
ここで知っておいてほしいのは、髪染め薬剤は油性ペンが霞むほどの色付け能力を有しているということです!
各メーカーの案内は?
ユニットバスを扱っている多くのメーカーでは、髪染めが床に色移りしてしまった場合の対応について触れられています。
つまり『ユニットバスで髪染めしないで』とは書いていないということ。
要は髪染めによってお風呂がダメージを受けることはないよ。です。
色移りした場合は、ハイターなどを利用して対応しましょう。
セルフ髪染めは、事前準備が肝心
ここまではユニットバスでの髪染めの可否についてお話してきました。
色移りのリスクはあるけど、お風呂での髪染めはやっても大丈夫そう。ということがわかってきましたね。
ですが、そもそもセルフ髪染めでは、事前の準備が何よりも重要であることを声を大にして伝えたいと思います。
浴槽や床、壁を汚してしまう人のほとんどが準備不足なのです。
お客様からお風呂での髪染め相談を受けすぎて、詳しくなってしまいましたのでここで披露させてください。
髪染めの準備
まず髪染めは準備が大事です!
・シャンプーハットorカバーマントを用意しましょう。ゴミ袋でもOK
・髪染め剤付属の手袋をかならず着用!
・お風呂の床に新聞紙3重以上またはブルーシート的なものを敷く
・髪染め中ウロウロしないようにトイレなどは済ませておく!
作業中
あっちを塗って、こっちに塗って鏡でチェックしてと忙しいですが、液容器、ブラシ、手袋などを床に直接置かない!
ちょっとなら大丈夫と思わずちゃんと養生されたシートなどの上に仮置きすることを心がけましょう。
万が一床に垂れたり、置いてしまったときように半分濡らした古い濡らしタオルが準備できればなおヨシ!
片付け編
片付けはシートや新聞紙の上のもの(ブラシ、手袋)を包み込むように改修し、そのままごみ袋に詰め込み、燃えるごみとしましょう。
髪の毛を洗い流す前に
さあ、床もすっきりしたのであとは、髪の毛を洗い流すだけですね!
,,,でも!その前にやることがありますよ!
まずはシャワーで床、浴槽、壁と全体を濡らしましょう。
乾いた素材に髪染め剤は、最強ですよ。
さて、準備ができましたらなるべく低い姿勢をとって髪の毛を洗い流していきましょう。高い位置で洗い流すといろんなところに飛び散りますので、注意しましょう。
流し終わったら、即座に床、浴槽、壁をシャワーで洗い流しましょう。
必要であればブラシなどを用いて、綺麗にしていきましょう。
さいごに
いかがでしたか?
ほとんど建築士関係ないないようでしたが、住宅を守る立派な知恵です!
長くきれいな浴室を維持していきましょう!