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建築士の製図試験におすすめの文具たち

こんにちは!一級建築士のおしゃべり建築士です。

youtubeや、とある会社で建築士試験の講師として活動しています。

このサイトでは建築士試験の製図試験で”使える”製図道具を紹介しています。

わたし個人が使用していて良かった道具を紹介していますが、使用感は個人差があると思いますので、いろいろ試してみましょう!

製図板

製図板はどこのメーカーでもOK

正直製図板はA2サイズであればどこのメーカーでもOKです。

私は現役時代ステッドラー製とムトー製の両刀使いでした!

(製図学校用のステッドラーと自宅のムトー)

ムト―よりステッドラーの方が部品がシンプルで壊れにくそうな印象があります。

とくにこだわりがない方はステッドラー製でどうでしょうか?

ステッドラー 平行定規 A2 マルスライナー 960 A2

ドラフターは使用不可

製図板の選択で注意が必要なのは【ドラフター】を避けることです。

避ける理由は試験会場への持ち込みが認められていないから。

ドラフターとは2枚以上の定規がついた製図板です。

L型の定規が多いです。下記の写真を見て選ばないようにしましょう。

メルカリなどで中古を買うという選択肢

新品の製図板は高価で購入をためらっているという方もいると思います。

メルカリなどのフリマサイトで中古の製図板が出品されていますが、これを購入するのもありです。

ただし、あまりに古いものは試験前に故障するなど一定のリスクがあることを理解しておきましょう。

筆記用具

シャーペン

シャーペンは0.5mmを1本のみ使用して線の太さをかき分ける。とか言うけど無理!

おしゃべり建築士は不器用なので0.9mm、0.5mm、0.3mmを3種類使い分けた。

最初から3本使用して、不必要なら2本1本と減らしていけばいいと思う。

持ち替える時間の短縮とかいうけど、作図順序を押さえれば何度も持ち替えない!

ちなみに木造製図の場合、0.9mmは必要なし

派手なシャーペンを選ぶ

好みかどうかは置いといて、メインの0.5mmのシャーペンは真っ赤とか真ミドリみたいな目立つ色を選ぶこと。

製図板のどこに置いてあるか、ペン立てのどこに刺さっているか一目で確認できるようにする!

おしゃべり建築士の場合、メイン0.5mm真っ赤サブ0.9mm真っ青、0.3mmシルバーを使用していました

シャーペンは文具店をウロウロして気に入ったものを探しましょう。

※決して高価なものが製図に適しているとは限りません!!

ペン

ペンはフリクション(消せるボールペン)がいいとか良く聞ききます。

実際わたしもフリクション使ってました。

ただ、特にフリクションであるメリットは感じなかったかも。

まあ一応間違えてマーキングしても消せるしフリクションでいいと思う。

ボールペン

エスキース作成時などに見やすいエスキースにするため使用する。

例えば窓は青、設備機器のような什器は緑みたいな感じ。

3色+αあればOK。

そんなに気にしなくてもなんでもOK。とくにこだわり不要。

マーカーペン

課題文を読み解きながらチェックするために使用。

赤、緑、青の3色+αあればOK。

赤はエスキスの柱を点で示すときに使うといい。(ペン先をつぶすと使いやすい)

製図文具

三角定規

鉛直線を引くため三角定規は必要です。

できたら用意したい大きい三角定規

最初に補助線を引くためだけに大きい三角定規があると便利です。

ただし、下記のバンコ製三角定規があればだいたい問題ありません。

絶対買うべき三角定規

取っ手&テンプレート付三角定規があります。

これが製図用具の中で製図板の次に必要です。必ずこれを購入しましょう。

テンプレート

上で紹介したバンコというメーカーの三角定規があれば正直不要です。

ペンケース

必ず自立式のペン立て兼用の物を選びましょう!

ペン立てを推奨しているサイトもありますが絶対不要です。

持ち運びもペン立て機能も併用させましょう。

机のから余分なものを省くもの製図テクニックの一つです!

なお、このペンケースはこのサイトで紹介する色々な文具を収納する必要がありますので、そこそこのサイズがあり、なおかつペン立て使用時にフタ部分にもペンが立てられる形状が好ましいです。

ちなみに大人が使用するには少し幼稚なデザインに見えると思いますが、おしゃべり建築士の製図仲間を発見しやすくなると思い、このデザインを紹介しています。ぜひおしゃべり建築士の製図道具を参考にゴールドのペンケースを購入し、資格スクールなどで仲間探しをしてみてください!

声かけの合言葉は、『変わったデザインのペンケースですね!なんの柄ですか?』にしましょうか!

もし声をかけられたら『【おしゃべり柄】というデザインみたいです』と返してください。笑

消しゴム

メイン消しゴム

なんでもいいです。

製図板の上でよく失踪しますので、2個以上用意しておきましょう!

ペン型消しゴム

ペン型消しゴムは細かな図面の細かな修正を行う際に重宝します。

大きすぎないものを1つ持っておきましょう。

ねりけし

ねり消しをオススメされているサイトがありますが、使いません。

エスキスや製図の鉛筆粉をとるためとか言われますが、こまめに刷毛ほうきで掃除をすればいいです。

全然使いません。不要です。

コンパス

半径〇〇mの円が内接する広さ等の空間の設計が要求される場合、図面にその要求された円を図示する必要があり必ずコンパスは必要です。

ペン型でキャップ付きコンパス(ペンパスというらしい)がありますので、ペンケースの中に1つ入れておきましょう。

なお、ペン立ての中一目でコンパスだと分かるように、ほかのペンと色が被らないようにしましょう。

その他

羽ほうき

必要。

こまめに製図板をはいて、鉛筆粉で図面が汚れるのを防ぎます。

ドラフトテープ

必要。

図面の固定用。

製図完成後には剥がす必要はない。(剥がしてもどっちでもいい)

ちなみに手で簡単にちぎれるので、テープカット台みたいなのは特に不要。

定規にはる丸いシール

定規を少し浮かせて、鉛筆粉を引きずり図面を汚すのを防止する。

必要かどうかは好みによる。

さいごに

ざっと本音で製図道具について紹介してきました。

受験生であるみなさんの役に立ってくれると嬉しいです。

製図は道具よりも一緒に取り組み情報共有を行う仲間が一番大事です。

ぜひダサペンケースを購入し、仲間を増やしていただければと思います!

ABOUT ME
おしゃべり建築士
もともと住宅がすきで建築の世界へ。 在学中リフォームの奥ゆかしさを知り、ベンチャーリフォーム会社へ。 トップ営業マンかつ建築士として活躍していたが、何となく飽きてしまい 建築材料を極めようと材料卸へ! そこそこ活躍できるようになったところで、退職し一級建築士として様々なアドバイザー活動を継続中