こんにちは!おしゃべり建築士です!
今回は床のフローリングのリフォームについてお話ししていきます。
フローリングのリフォーム方法
フローリングのリフォームの方法には既存のフローリングを剥がして、新しいフローリングを施工する方法と既存のフローリングの上から重ね貼りする方法の2つの方法があります。
リフォームでは通常重ね貼りが一般的となりますので、床の高さが6〜12ミリ上がります。玄関のかまち(段差)部分やサッシ部分には専用部材を使ってキレイに段差の処理をします。
フローリングの種類
フローリングには『無垢(むく)』『合板』の2種類があります。
無垢材
フローリングの板が一枚の木の板でできた本物の木です。風合が綺麗で肌触りも良く、近年は標準品として使用している業者さんもあります。
難点として、本物の木のため夏の高湿、冬の乾燥によって材料が収縮し施工方法によっては反りや音鳴りが発生することがあり、熟練の大工の腕が必要となります。
合板材
フローリングの厚みを形成する基材を集成材と呼ばれる成形木材とした板材です。
板材の表面に木目プリントシートや無垢材のスライスシート、無垢材の薄い板(単板)などで化粧をしており、見栄えは無垢材と遜色ない商品もあります。
無垢材と異なり、成形木材では乾燥収縮が起こりにくく、無垢材の悩みだった反りや音鳴りのリスクがほぼありません。
工事費用
フローリングのリフォーム費用は使用するフローリングのグレードにより異なりますが、六畳で5万円〜となります。
一般的に合板のフローリングは安価で無垢のフローリングは高価となります。ただし表面に無垢の単板を使用した合板フローリングは無垢材よりも高くなるケースもあります。
フローリング工事の注意点
フローリング工事では床上の荷物、家具、家電をすべて移動させる必要があります。
工事契約の前に『だれが』『いつ』荷物移動をするのかを業者さんとしっかり打ち合わせしましょう!
ワンポイントアドバイス
フローリングの施工の際、以下の2点について確認してみてください。
- 床鳴り(音鳴り)している箇所はないか
- 床下点検口は作らなくていいか
床のリフォーム際にはともに対応が可能ですので業者さんに相談してみましょう。
さいごに
いかがでしたか?
フローリングは部屋のイメージの大半を占める材料です。
あなたに合う色味や柄をしっかり検討してください!