こんにちは!おしゃべり建築士です!
太陽光発電の販売期間の終了や震災への対応として蓄電池が注目されつつありますが、一体どんなものなのかみていきましょう。
蓄電池とは
蓄電池とは電気を繰り返し充電し使用できる電池の種類のことです。
身近なところではスマートフォンやEV車のバッテリーとして使われています。
住宅用蓄電池への注目のきっかけ
近年では頻発する災害に伴う停電や、2020年太陽光発電の固定価格買取制度(改正FIT法)の終了に向けた法改正の動きが発表されたからです。
そこで、電気を貯めるという家庭用蓄電池の存在が注目されるようになりました。
家庭用蓄電池のよくある勘違い
家庭用蓄電池のよくある勘違いを紹介します。あなたはこんな勘違いしてないですか?
電池の使える範囲
家庭用蓄電池があると万一の停電時にも家中の電気が使えると勘違いされる方がいますが、実際は決まった電気配線がされたいくつかのコンセントのみしか使用できません。
一般的に優先して冷蔵庫を選ばれる方が多いです。
取り付け位置
蓄電池は一般的に室内に取り付けます。
音や熱を発しないので生活に支障はでませんが、設置にスペースが必要となりますので注意しましょう。
家庭用蓄電池にかかる費用
家庭用蓄電池を設置する場合、いくらぐらい費用がかかるのでしょうか?
室内での可動が可能な移動式と移動不可の固定式の種類によりそれぞれ値段が変わりますが、安価な移動式で80万円〜、大容量の固定式で100〜200万円が目安となります。
蓄電池の設置には補助金が使用できるケースがありますので、各市の窓口に確認してみましょう。
さいごに
蓄電池は単品ではなかなか効果を発揮することが難しいとわたしは考えます。
できれな太陽光発電との組み合わせが望ましいです。
停電時の対応のために検討する場合、車からの電気の取り出しや、発電機の使用を検討したほうが安く済むこともあります。
蓄電池って本当に必要なものかをしっかり検討しましょう。