こんにちは!おしゃべり建築士です!
今回の記事は恐ろしい漏水…ではなく、メンテナンスをサボったせいで発生するキッチンの排水逆流現象についてお話しします。
排水逆流とは
まず排水の逆流とはどんな現象なのかを説明していきます。
キッチンで洗い物をしたときに、排水がきちんとされず、足元から水たまりが広がっていく現象です。
逆流とは言うものの、実際には排水管の中身が逆流しているのではなく、キッチンの排水がきちんとされず、足元に垂れ流しになる現象と覚えてください。
排水が溢れる原因
排水が溢れる原因はたったひとつ。
『キッチンの排水管の先が固まった油で詰まっているから』です。
洗面所やお風呂、トイレで発生しにくく、キッチンで多発する理由がこの油の有無です。
キッチンの排水管の折れ曲がり部分に油が固着しているケースがほとんどです。
夜間に多いSOS
キッチンの排水逆流によるSOSは夜間に発生しやすいです。
つまり業者に連絡がつかず、朝までそのまま…なんて恐ろしいことにもなりかねませんので、たまには配管のメンテナンスをしてあげましょう。
配管のつまりの予防策
排水逆流を防ぐためには、定期に配管のつまり点検をしてあげることが重要です。
しかし、視覚的にも(ドロドロしてて汚い)嗅覚的にも(排水管の中は臭い)なかなか点検ってしにくいですよね?
そんなズボラさんにぴったりの配管洗浄方法があります。
給湯器の温度を60℃(高温)にあげて、5〜10分程度キッチンからじゃぶじゃぶ流してあげましょう。
非常に非エコな行動ですが、熱湯によって固着していた油分が溶け出し、配管に固着していた汚れを流してくれます。
キッチン意外にも洗面所やお風呂でも同様にお湯を流すのがいいですね
さいごに
いかがでしたか?
今回提案したメンテナンス方法には賛否あるかと思いますが、マイホームを守れるのはあなただけです。
たまにはお家の点検を実施してあげましょう。
※年一回くらい