こんにちは!おしゃべり建築士です!
今回は給湯器の種類についておしゃべりしていきたいと思います。
給湯器の多彩な種別
給湯器には【ガスと電気】の違い以外に
【給湯方法】による違い、
【設置方法】による違いがあります。
それぞれの違いについて順番にみていきましょう!
↓ガスと電気に迷ったらこちらの記事↓
給湯器の給湯方式による違い
給湯器には大きく2つの給湯方式があります。
『給湯専用』と『追い焚き機能付き』です。
給湯専用(落とし込み)
まず、給湯専用はお湯を作るためだけの給湯です。追い焚きはできません。たとえばお風呂にお湯を張るときに、蛇口から浴槽にお湯を張るような形態の給湯器です。
追い炊き機能付き(オート、フルオート)
一方、追い炊き機能付きはお湯を作る機能に合わせて、お風呂のお湯はりや追い焚き機能が付いています。
お風呂のお湯を張るときに、リモコンのお湯張りボタンを押すような給湯器です。
別の特徴としては、浴槽に追い焚きやお湯はり用の給湯金具が取り付いています。
『追い焚き機能付き』の給湯器は、さらに《オートタイプ》と《フルオートタイプ》に分かれます。
この2つのタイプの違いは、お湯はり後の浴槽の中のお湯の管理を自分でするか、給湯器がしてくれるか。です。
フルオートタイプ
簡単に説明すると、上位タイプであるフルオートタイプではお湯はり後、お湯の温度やお湯の量を設定時間常に一定に保つ機能があります。
たとえば、40度のお湯で浴槽にお湯を張ったあと、設定時間である2時間、勝手に給湯器が追い焚きを行い、お湯が冷めないように管理してくれます。
また、身体を洗う時などに浴槽のお湯を使うとお湯が少なくなりますよね?
そうすると自動的に給湯器がたし湯を行いお湯が少なくならないようにしてくれます。
オートタイプ
オートタイプにはお湯張り後、自動で湯の温度や量を調整する機能はついていません。必要に応じて浴室内に備え付けのリモコンなどで操作を行います。
フルオートとオートの選び方
どこまでの能力が自分の家に必要か。
検討してみることが大切だと思います。
※ちなみに電気式の給湯器(エコキュート)では フルオートタイプが主体となりますので、電気を選ばれる方は自動的にフルオート給湯器となります。
※ガス給湯器の場合、オートタイプの方が市場に出回る量が多いため割引率が大きい傾向にあります。
給湯器の設置方式による違い
給湯器は設置方式により、「壁掛け式」と「据え置き式」の2種に分けられます。
壁掛け式
壁掛け式は「ガス給湯器」で一般的に用いられる方式です。
文字通り外壁に給湯器を引っ掛け固定します。
据え置き式
据え置き式は、電気給湯器「エコキュート」で用いられる方式です。
ガス給湯器にも据え置き式が存在します。
壁掛けと据え置きのどちらを選ぶか
エコキュートでは据え置き一択ですが、ガスでは両方のタイプを選ぶことができます。ですが、市場に出回る絶対量が壁掛け式が圧倒的に多いため、同じ能力の製品でも壁掛け式の方が安く手に入ります。
・さいごに
いかがでしたか?
給湯器と一言で言っても色んな種類があるのが、わかっていただけましたか?
新居への給湯器の設置や、給湯器交換の際に参考にして頂けると嬉しいです。