こんにちは!おしゃべり建築士です!
今回は新築とリフォーム後に後悔しやすいポイントについて厳選した5つを紹介、解説していきます!
うきうき気分が一転してしまわように、先人の失敗を参考に後悔を一つでも減らしていきましょう!
収納をもっと作ればよかった
間取り計画でよくある後悔が収納についてです。
収納は全体面積の10〜20%が目安と言われます。多くて後悔するパターンは少ないので収納はたっぷり計画しましょう!
リビング、廊下、寝室、洋室、和室、玄関などなど。各部屋に収納を設けることをお勧めします。
大きな納戸のような部屋をひとつ作る方もいますが、とりあえず物を掘り込むような『死にスペース』となることが多いので避けましょう。
水回り設備を上級グレードにしたらよかった
10〜20年毎日使用する水回り設備について、お金を払ってでもグレードのいいものにするべきだったと後悔することがあります。
お風呂、キッチン、トイレ、洗面台と全ての機器が毎日使用するものだけに当然といえば当然かもしれません。
壁紙やフローリングのグレードについて、後々後悔する話はあまり聞きません(色は結構後悔ポイントがありますが)が、水回りはひとつ上のグレードを検討してみるのもいいかもしれません。
お金をかけすぎてしまった
ほとんどの方が利用することになるであろう住宅ローンですが、背伸びをしすぎて後々後悔することになることがあります。
想像よりも返済がきつい、、
住宅ローンの借入額をもう少し減らしていれば、、
このような声ですね。
住宅ローンは無理なく返済が可能な額に設定するのが基本です。将来長期にわたり返済するのにあたって、転職やボーナスカットは考慮されていますか?
返済額はボーナスを想定しない金額に留めるなど、余裕を持った計画とするべきでしょう。
コンセントをもっと作るべきだった
ここにコンセントがあれば掃除が楽なのに。
賃貸でも生まれ育った実家でもこんなことを考えたことはないですか?
ハウスメーカーや建築会社の担当は、家のプロかもしれませんが、(なんちゃってプロが多いのがこの業界の悩みですが。)あなたの生活を把握していません。
家電の配置計画や掃除のルートなどしっかりと契約前に見直しましょう。
このコンセントとは、電気のコンセント以外にもテレビアンテナジャックやインターネットの有線LANジャックも含まれていることをお忘れなく!
人にアドバイスを聞くべきだった
みなさんは家づくりは建築のプロに聞くものだと決め付けていませんか?
たしかにわたしたち建築士やハウスメーカーの営業担当は建築や建物のプロかもしれまさんが、ただの家を作る、売るプロだと言うことを忘れないようにしましょう。
じゃあ誰にアドバイスを求めるのか?
それは、実際に家を建て、リフォームして住んでいる一般の『建築素人の方です』たとえばあなたのお友達、同僚、ご近所さんがこのアドバイザーに該当します。
建築のプロが当たり前だと思っていることに意外な落とし穴があったりします。
なかなか知り合いに聞きにくいわ。という方は、今は便利なインターネットがありますので住宅購入、リフォームの先輩にアドバイスも求めてみましょう。
さいごに
いかがでしたか?
家づくりは一生に何度もない一大イベントです。この記事を参考に後悔を一つでも減らしていただければ嬉しいです。
でも知っておいてください!
家づくりって実際に住んでみないと、わからないことが沢山あります!
わたしたち建築のプロが自宅を建てても、必ず後悔ポイントってあるんです。
さらに変に知識がある分だけ、みなさんより後悔ポイントが多いことがほとんどです。
家づくりに100点満点はありません。
しっかり計画を立て、実際に住み出してからは家の間取りや雰囲気に合わせて生活をしていきましょう。