こんにちは!おしゃべり建築士です!
キッチンを選びに行ったけど水栓の種類が多すぎてどれがいいかわからない。
最低限どの程度のものを選べばいいの?
こんな悩みをお持ちの方に読んでほしい記事となっています。
キッチン水栓の形状
キッチンの水栓金具の形状はおおきく3種類があります。
それぞれの特徴について確認していきましょう。
シングルレバー水栓
レバーが1つでお湯と水の混合温水を吐水できる水栓形状です。
近年のキッチンでは、最低限グレードとなっていることが多いです。
左右の首振り機能はありますが、蛇口部分が伸びないのでシンク全体の清掃能力は高くありません。
伸縮式シングルレバー水栓
形状は先述のシングルレバー水栓と似ていますが、先端の吐水口部分がじゃばら状に伸びます。
シンク内の隅々まで水をかけることができ、清掃性が向上しています。
グースネック型
ガチョウの首のように上部に突出した形状の水栓です。
グレードが高い商品となっており、一般的に吐水口が伸びる機能もついています。
商品のシリーズによっては手をかざすだけで吐水ができるような電気式の製品もあります。
電気式のものは手が汚れている際、水栓金具を汚さないといったメリットがあります。(たとえばハンバーグをこねているときなど)
最低限、選んでおくべきグレード
キッチンの選定において最低限どのグレードの水栓を選べばいいのか?
わたしの答えは、『伸縮式シングルレバー水栓』です。
価格面、清掃性、見た目といったすべての項目において、通常必要とされる性能を満たしています。
とりあえず悩んだときは、先端が伸びるかどうかを目安に決めていきましょう。
水栓金具の色(樹脂とメッキ)
水栓のグレードには商品形状以外に『色』も選択ができます。
白い樹脂むき出しの製品とシルバーメッキの商品です。
同一性能の水栓でもメッキ製品の方が少しお値段が高めの設定になっています。
実際の値引きを考慮すると金額にほとんど差はありません。
シルバーメッキの製品であれば、どんなシンク種類・色、天板種類・色にもマッチしやすく立派に見えますので、シルバーの方を選ぶようにしましょう。
さいごに
今回はキッチンの水栓についてお話ししました。
いかがでしたか?
キッチン水栓は規定サイズとなっていますので、気に入ったものがあれば他メーカーのものでも取り付けが可能です。
お気に入りのキッチンスペースを水栓から作ってみませんか?