新築

戸建て住宅の坪単価を抑える方法

こんにちは!おしゃべり建築士です!

今回は戸建て住宅の建築を考えているけど、費用を抑える方法はない?

こんな悩みを解決します!

住宅の金額の中身

まず住宅の金額はどのように決まっているのかを確認していきましょう。

住宅の価格は材料費、施工費、諸経費の三つの項目により構成されています。

材料費

住宅に使用される構造材料をはじめ、金物や装飾、設備機器などが該当します。

グレードの高い商品が価格が高いのはもちろんですが、複雑な形状の住宅では材料かたくさん必要となり費用が割高となります。

施工費

施工費は大工さんをはじめとする工事に携わる職人さんの手間賃となります。

複雑な施工を行う場合や、多種多様の職人が工事に携わる場合、割高となります。

たとえば、室内の壁の仕上げ一つでも、クロスのみとするか、珪藻土などの塗り壁とするか、タイルを貼るか、またはこれらを併用するか。などにより金額が異なってきます。

金額を抑えたいときは単一の職種だけで工事ができる材料を選択するといいでしょう。

諸経費

諸経費には建築に携わる書類の作成や行政への申請代行、業者による工事の監督費用、残材の処分費などあらゆる費用があります。

この諸経費は計画などによって、金額を抑えることが困難な場合が多いですが、法務局への登記などは自分で申請できないこともないです。(何度も提出の手直しを食らうことの覚悟が必要ですが、、、)

建築費用を抑えるためには

以上の住宅の価格構成を踏まえて、どのような計画にすれば価格を抑えることができるでしょうか。

材料費

普及品グレードの建築材料はメーカーに関係なくほぼ金額が均一です。

建築業者のメーカーとの付き合いにより、割引率が大きいメーカーがあったりしますのでおすすめは業者さんに確認してみましょう。

さらに金額を抑えるコツとして建材にリクシルを採用することがおすすめです。

建材メーカーであるリクシルは、建材、設備、外装材、と住宅に使用するほとんどの材料の取り扱いがあります。

家中の材料のメーカーを統一することで値段交渉も有利に進めやすくなります。

施工費

施工費を抑えるために、住宅の形状は限りなくシンプルにしましょう。

一階と二階の外壁のラインが揃っているシンプルな箱型住宅は価格を抑えた究極の住宅といえます。

また、多種多様な業者の出入りがいらないように住宅の内側仕上げも出来るだけ壁紙に統一するのがいいでしょう。

工事の依頼先

価格を抑えるためには、業者選びも重要です!

テレビでCMを見るような大手のハウスメーカーの住宅では住宅建設費のうち、100〜200万円くらいはCMや工場の維持費が含まれますので割高となります。

もちろん大手ならではのメンテナンスや工事の施工技術といったメリットもありますので、信用を取るか金額を取るか…といった感じですね。

やはり金額を抑えるためには地域に根付いた工務店がいいでしょう。

さいごに

今回は戸建て住宅の金額についてお話しせていきましたが、いかがでしたでしょうか。

近年は材料品質の向上などがあり、昔ながらの安かろう、悪かろうはほとんどありません。 仕上がり、金額ともに納得のいく家づくりをしていきましょう!

ABOUT ME
おしゃべり建築士
もともと住宅がすきで建築の世界へ。 在学中リフォームの奥ゆかしさを知り、ベンチャーリフォーム会社へ。 トップ営業マンかつ建築士として活躍していたが、何となく飽きてしまい 建築材料を極めようと材料卸へ! そこそこ活躍できるようになったところで、退職し一級建築士として様々なアドバイザー活動を継続中