新築住宅を建てるのにあたって大きな現地イベントが2つあります。
地鎮祭と上棟式です。
今回は上棟式にまつわる『差し入れ』といったお悩みを解決していきます。
上棟式とは
別名棟上げとも言われる住宅のメインの骨格を施工する工程です。
式という名称ですが、特に儀式的なことは少なく、地方によってお札を屋根裏に設置したりするくらいです。
この日に餅まきをする習慣もありましたが、今では、少なくなってきています。
この上棟式ですが、昔は現地で大工さんが材料の加工を行なっていたため、棟上げという工程を指してしました。
しかし近年では効率化のため、工場であらかじめカットされた材料が現地に運ばれてきて、スムーズに工事が進むため、住宅の骨組みを組み立てる日と認識していただいてOKです。
上棟日の工事イメージ
さきに紹介したとおり、近年の上棟式ではほとんどイベントと呼べるものはありません。
地鎮祭で神社からお札を頂いた場合、屋根裏に家の守り神としてのお札を設置するくらいです。
しかしこの日は、一日で家の骨組みを施工することが一般的であるため、メインで工事をされる大工さん以外にも応援として仲間の大工さんが集結します。
家の大きさにもよりますが、5〜10人くらいの大工さんが集まると考えてください。
差し入れはするべき?
上棟式のタイミングで悩むのが、職人さんへの差し入れを行うかどうかです。
わたしの回答は
『したほうがいい!』です!
上棟は、これから始まるマイホーム建築の第一歩です。
最初に工事に携わる大工さんの心をグッと鷲掴みにしてしまいましょう!
具体的には、昼食の差し入れが理想です。
+αとして、簡単なお菓子の詰め合わせとコーヒー、ビールといった飲み物のミニお土産があるとさらにいいでしょう!!
上棟式の際に、昼食を用意する場合、事前に工事を担当してくれるハウスメーカーの担当者や監督などに、相談をしておきましょう。
大工さんたちはお弁当を持参してきますので、監督さんを通じてお弁当を持参しないよう、連絡してもらう必要があるからです。
また、ハウスメーカーの方に差し入れの相談をすると「気にしなくて大丈夫」や「差し入れはしなくても大丈夫です」と言われると思います。
そんな時は、どうしても差し入れしたいと伝える必要があります!
がんばりましょう!!
差し入れでお金は包む?
上棟式に大工の親方や工務店にお金を包んだ方がいいかな?
という質問もいただきます。
お金は渡す必要はありません。
大丈夫、気持ちだけでOKです!
さいごに
いかがでしたか?
工事の差し入れって人に相談しにくい話題ですよね。
職人さんへの差し入れのひとつの参考にしてください!