リフォーム

ガスコンロを選ぶポイント

こんにちは!おしゃべり建築士です!

今回はガスコンロについてお話していきます。

ガスコンロは様々な種類があり、リフォームに限らず新築の際にもどれを選んだらいいのか悩む方も多いと思います。ここではキッチンに埋め込むビルトインコンロについて選び方のアドバイスを発信していきます。

ガスコンロの選び方の基準

ガスコンロは以下のポイントを見ながら選んでいきましょう

  • 天板の大きさと素材
  • グリルの性能
  • ガスバーナーの出力

この3点についてどれくらいの性能を求めるかを決めれば、必要とされる機能を持ったガスコンロが選択しやすくなります。

天板の大きさと素材

ガスコンロの見た目をもっとも左右する天板(トッププレート)です。

天板の幅は60cmと75cmの2種類があります。天板は大きいほうが汚れがキッチンとの取り合い部に回り込みにくくお手入れが簡単になる傾向があります。ただし、キッチン本体の幅が大きくない場合、作業スペースを狭くしてしまう難点がありますので、キッチンの大きさが270cmくらいから検討するといいかと思います。

素材については、ホーロー、ガラスコート、ガラストップの3種類があります。

ホーロー

耐久性が高いコーティングが施された金属板です。天板の中では最も安価です。

ガラスコート

ホーローにガラスのコーティングを施し、お手入れの性能を向上させた商品。ガラスコートにより汚れが落としやすくなっています。

お手入れ、値段ともに中ぐらいのグレードです。

ガラストップ

高耐久、高耐熱なガラスを使った天板です。

見栄えよし、お手入れ簡単とガスコンロの最上位グレードです。

グリルの性能

グリルの選び方は【焼き方のタイプ】と【水張りの有無】を確認し、必要な組み合わせを選択します。

焼き方のタイプ

【両面焼き】 

ひっくり返す必要がなく一度の点火で上下の両面を焼いてくれます。スイッチを入れたら放置でOK。

【片面焼き】

グリルの上面から火が出て焼く昔からのタイプです。時間をみてひっくり返してください。

水張りの有無

【水ありタイプ】

グリルに水を張って焼き魚の油を受けます。掃除の手間はお察しの通り大変です。

【無水タイプ】

コーティングによって水なしで魚が焼けます。水蒸気が発生しないので魚がカラっと焼けます。

落ちた魚の油も比較的簡単に落とせます。

ガスバーナーの出力

ガスバーナーの性能について考える点は一つだけです。

高火力のバーナーは右か左か両方か。

ガスコンロのバーナーには標準出力と高出力の2種類があります。

安価モデルでは左右のどちらか一方が高火力であることが多く、左右のどちらを高火力にするか決める必要があります。

グレードの高い商品では両方が高出力の商品が多くなります。

ガスコンロリフォームで気を付ける点

最近のガスコンロは規格サイズで各メーカーの寸法が統一されていますが、昔のコンロは各メーカー、商品によって大きさが異なっていました。

幅や奥行きは昔から規格サイズとなっていたため取り付けに心配はありませんが、グリル部分の高さが現行の商品よりも大きな商品があったことから、リフォーム後にコンロ下部に隙間が空いてしまうことがあります。

専用の部材で隙間をきちんと埋めてもらってください。

さいごに

いかがでしたか?

とりあえずガラスコートの天板、無水両面焼きのグリルを選んでおけば、ほぼ不便はないはずです!業者さんに特価商品はないか聞いてみてください。

ABOUT ME
おしゃべり建築士
もともと住宅がすきで建築の世界へ。 在学中リフォームの奥ゆかしさを知り、ベンチャーリフォーム会社へ。 トップ営業マンかつ建築士として活躍していたが、何となく飽きてしまい 建築材料を極めようと材料卸へ! そこそこ活躍できるようになったところで、退職し一級建築士として様々なアドバイザー活動を継続中