こんにちは!おしゃべり建築士です!
今回は物干しスペースの工事についてお話ししていきます。
室内物干し場をつくる
梅雨の時期や夏のジメジメした時期になると外での洗濯物干しに苦労すること多いですよね。そんなときの対策として室内物干しがあります。
カーテンレールや簡易物干しキットを活用することがもっとも手軽ですが、収納場所や見栄えの問題から敬遠されることもあります。
そこで天井や壁に収納式や着脱式の収納スペースを設けることで、見た目もすっきりな物干しを検討してみませんか?
↓参考【簡易室内物干し】
収納の種類
建物一体の収納には天井付けと壁付けの2種類があります。
天井付け
天井にポール取り付けのベースを取り付け、そのベースから物干しポールを吊るすことで物干しざおを吊るします。
天井付けの方法では、天井に野縁と呼ばれる下地が必要であり、天井下地の組み方により耐荷重も異なるため、リフォームや新築時に業者さんに依頼することをおすすめします。
↓参考記事↓
※個人での施工を行った場合、ポールや洗濯物の落下のほか、天井材の落下などの恐れがあります。
壁付け
壁に可動式の物干し竿受けを取り付ける方法です。
壁付けタイプでは、窓の周囲(主に左右)の壁に受けを取り付けます。こちらも天井付け同様に洗濯物の重さに耐える、下地への取り付けが必須となりますが、一般に窓の横には柱や間柱と呼ばれる下地が施工されていますので、比較的取り付けは用意かと思われます。
室内物干しの注意点
室内物干しを設けると部屋の湿度が上昇したり、洗濯物と壁との間に湿気がたまりカビの発生を促してしまうことがあります。
近年の住宅では気密化が進み、湿気が逃げにくくなっていますので、トイレや洗面所、浴室に設けられた24時間対応の換気扇を運転するなど、湿気の除去を行うようにしましょう。
湿気対策の建材もありますので別の記事で紹介できればと思います。
さいごに
いかがでしたか?
簡単な内容でしたが、検討の余地はあるのではないでしょうか。
よい物干しライフを検討してみてください。