リフォーム

押入れを今風のクローゼットにリフォーム

こんにちは!おしゃべり建築士です!

本日は今風リフォームの一つ

押入れをクローゼットにしたい!について書いていこうと思います。

押入れ→クローゼット工事は古くなったふすまの戸の張り替えを検討したり、和室を洋室にリフォームする際、検討されることが多い工事です。

そもそも押入れとクローゼットの違い

まず押入れとクローゼットの違いについて確認していきましょう。

押入れ

・押入れは扉がふすまの戸や木製の扉で作られていることが多く、収納内部については腰の高さくらいの「中段」や、頭の高さくらいにある「枕棚」と呼ばれる収納のための板材があることが多いです。また、押入れ内部の仕上げ材には木目の板材が張ってあることが多いです。

※おうちによってはタンスを丸ごと入れるために中段、枕棚ともにないケースや枕棚のみないケースなど様々です。

クローゼット

・クローゼットは扉が引戸、開戸、折れ戸と様々なバリエーションがあり、新建材と呼ばれる木目調シート貼りなどの柄が多いです。収納内部に関しては、中段、枕棚、ハンガーパイプなど様々な組合せが施されています。内部の仕上げ材には壁紙、化粧石膏ボード、木目板など家主の好みによって様々なものが用いられます。

以上でみたとおり、実は押入れもクローゼットも大きな違いはありません。ただ、イメージとしては和風か洋風か。くらいの違いだと思っていただければ大丈夫です。

押入れをクローゼットにするのは簡単

実際の工事期間は1〜2日となります。

この日数は内部の仕上げ材をなににするのか等によって異なります。

内部を板張りや化粧石膏ボードにする場合、クローゼットを取り付ける大工さんが、そのまま工事できますので仕事もスムーズですが、壁紙貼りとする場合、大工さんのほかに内装屋さんといった大工さん以外の予定を調整する必要があるため、日数がかかるケースがあります。

気になる工事金額

押入れ→クローゼットの工事費用は10万円〜となります。

使用する材料のグレード、内装工事の有無、現在の押入れの枠を使用するかどうか、などによって工事範囲、使用材料、工事に関係する業種が異なるため金額が変わってきます。

ワンポイントアドバイス

クローゼット工事で1番着目して頂きたいのは、現在の押入れの『枠』を使用するかどうかです。

現在の枠内にピッタリ収まるようクローゼットを注文すれば工期も費用も抑えることができます。

ただこの場合、元々の押入れ枠迄の幅、高さのクローゼット扉しか取り付けることができず、内部に新たな枕棚など高所の収納スペースの利用が不便になるといったデメリットもあります。

検討の際には業者さんとよく話し合い工事に臨みましょう!

ABOUT ME
おしゃべり建築士
もともと住宅がすきで建築の世界へ。 在学中リフォームの奥ゆかしさを知り、ベンチャーリフォーム会社へ。 トップ営業マンかつ建築士として活躍していたが、何となく飽きてしまい 建築材料を極めようと材料卸へ! そこそこ活躍できるようになったところで、退職し一級建築士として様々なアドバイザー活動を継続中