こんにちは!おしゃべり建築士です!
今回は家ができたあとのお外、外構工事の駐車場についてお話ししていきます。
駐車場の中でも特に大事な『土間コンクリート』について解説していきます。
駐車場スペースの土間コンクリート
駐車スペースにコンクリートを選ばれる方が多いです。
ですが、工事の方法や工事時期にコツがありますので依頼人としてぜひ知っておいてほしいことを紹介していきます!
メッシュ筋を入れて打設する
メッシュ筋とは網目のように組まれた状態の鉄筋のことです。
通常建物に使われるコンクリートには鉄筋を中に入れることであらゆる力に強い材料となるように作られますが、駐車場用のコンクリートにもこのメッシュ筋を入れることで車の重さによるひび割れを防ぐことができます。
メッシュ筋を入れずにコンクリートを施行する業者もいますが、メッシュ筋を入れるようにきちんとお願いしておきましょう。
晴れの続く日にコンクリートを施行する
コンクリートの打設は必ず晴れの日で晴れが続く日に工事してもらいましょう。
少しの雨であればコンクリートの施行は可能ですが、コンクリートの表面に雨の後や雨樋から流れる水の跡が残ってしまいます。
コンクリートの範囲
カーポートを建てる場合も、立てない場合も土間コンクリートは車の駐車範囲よりも広めに施行しましょう。
ギリギリの範囲しか施行していないと駐車時にタイヤが落ちたりして、イラッとすることがあります。
コンクリートの範囲に応じて目地を作りましょう
コンクリートは気温によって伸縮します。
大きな範囲のコンクリートに目地を設けていないとひび割れが発生しますので、目地の有無についても業者さんに尋ねてみましょう。
まとめ
土間コンクリート施行前に業者さんに確認しておくこと。
1.メッシュ筋を入れてもらえるか
2.目地を作るかどうか このあたりを押さえておけば大丈夫でしょう。
この2つをしっかりと押さえ、いい外構工事をしていきたいですね!