こんにちは!おしゃべり建築士です!
突然ですが、みなさんのご自宅には火災報知器はありますか?
今回は火災報知器についてお話ししていきます。
火災報知器って必要?
火災報知器ってどこにつければいいの?
火災報知器にも種類があるの?
煙式と熱式の違いは?
こんな疑問をもった方にオススメの記事です。
法律により設置が義務付けられています
火災報知器は、消防法という法律により、住宅の寝室として使用される部屋や階段に設置が義務付けられています。
しかし設置が義務付けられる以前に建築された、築15年以上のおうちでは未設置の住宅が多いのが現実です。
法律の改正
実はこの火災報知器についての法律ですが、法律が改正されたと同時に、今まで火災報知器がついていなかった住宅も、火災報知器を付けてください!という内容の改正が行われました。
消防署や市役所の職員が、一件一件調査に回るようなことはありませんが、当然法律遵守の観点からも、命を守るためにも設置することに越したことはありませんよね。
火災報知器の種類
火災報知器には煙式と熱式の2種の方式があります。
基本的に煙を感知し反応する煙式を設置しますが、キッチンなと水蒸気が発生する場所に設置する場所、水蒸気と煙を誤認識しないように熱感知式を設置します。
火災報知器の設置場所
火災報知器は寝室利用のある部屋に設けることになっています。
寝室や子供部屋をはじめとして、和室やリビングが該当するケースがあります。
これは住宅内では、昼間に火事になっても気づいて避難できることから、夜間の就寝時に火災が発生したときの通知機能に重点が置かれているためです。
キッチンには設置義務はありません
実は火災の大元となりそうなキッチンについては、法律で設置が義務付けられていません。
やはり夜間の火災感知という点に重点が置かれているからでしょうか。
キッチンに任意で火災報知器を設置する場所、水蒸気で誤作動を起こさないよう必ず熱感知式を設置する必要があります。
火災報知器の電源について
火災報知器には電源タイプと電池タイプの2種類がありますが、設置される火災報知機のほとんどは電池式のものです。
電池式は配線不要でどこでも取り付けができます。
もちろん電源が不要ということは後からの取り付けも簡単です。
この電池式の注意点として、いつか電池が切れた際は新しい電池に交換する必要があります。
電池は10年程度の寿命を想定されていますので頻繁な交換は必要ありません。
費用について
新品の火災報知器は2,000円弱で購入が可能です。
取り付けも簡単で、頑張ればドライバーで取付ができますので、週末大工で挑戦してみることも可能です。
落下を防ぐため、桟木などの天井材の下地である木部にしっかりと取り付けるように注意しましょう。
※参考に前述の電池交換をする場合の電池は1,000円程度です。
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電池切れや故障していると万が一のときに役に立ちませんので、定期的に動作確認をしてあげましょう。
方法は簡単です。本体についているボタンを押すだけ。
または、ひもを引っ張ればOK
『正常です』と言ってくれれば問題なし。
なにも反応がない場合、電池切れや故障の可能性がありますので、
電池交換や本体ごとの交換を検討しましょう。
※電池切れになった場合、自動的に『電池切れです』と何度も報告してくれますので、すぐ気づきます。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
たかが火災報知器ですが、いざというときは本当に役に立つはずです!
もしまだ設置されていない場合、ぜひ検討してみましょう。