こんにちは!おしゃべり建築士です!
本日は浄水器一体型水栓についてお話ししていきます。
キッチンやお風呂のシャワーの水栓で浄水器一体型を検討しているけど、実際使い勝手はどうなの?
浄水器一体型のメリットはたくさん聞くけど、デメリットはないの?
こんな疑問にお答えします!
ずぼらな人に浄水器一体型は不向きです。
まず知っておいてください。
ずぼらな人は、浄水器一体型は絶対に避けましょう。
避けるべき理由
浄水器一体型水栓は水栓本体に高性能なカートリッジを取り付けることで、水道水を水栓内で浄水します。
このカートリッジには使用期限が定められており、製品により異なりますが2〜6ヶ月ごとのカートリッジ交換が必要となります。
メーカーと定期購買などの契約を結び、定期にカートリッジの交換ができる人の場合、浄水器一体型は、とても省スペースで優れた商品ですが、しばらくすると、ずぼらで交換をしない人も一定数現れます。
浄水器一体型水栓は、カートリッジを交換、取付がされている状態で設計された商品ですので、悪い効果がでてきます。
悪い効果
では、カートリッジを交換しなかったりカートリッジを取り付けていない状態での使用ではどのような悪い効果があるのでしょうか。
カートリッジを交換しない場合
カートリッジの交換を怠った場合、浄水機能を果たすためのフィルターが目詰まりをし始めます。
すると水量が少なくなったり、目詰まり部分にカビが発生し健康被害を引き起こす可能性もあります。
カートリッジを取り付けない場合
カートリッジを放置して、目詰まりやカビの発生をさせるくらいならカートリッジを抜いてしまおう。
こんな考えもアリかと思います。
しかし、浄水器一体型水栓は内部にカートリッジがある状態で適切な水圧、水量を吐水するように設計されていますので、吐水量が極端に少なくなるような悪影響がでる可能性があります。
浄水器一体型水栓の特徴
浄水器一体型水栓はキッチンなどの水栓と浄水機器が一体(1つの蛇口)になった商品です。
その最大のメリットは『浄水器を置くための場所をとらないこと』です。
通常であればキッチンの天板付近に、浄水器本体を設置するためのスペースが必要となります。
しかし浄水器一体型の場合、水栓の中に浄水機能を有しているため水栓を設置するだけで効果を発揮します。
また、余計な浄水器を設置しなくても良いため、キッチンの上がすっきり片付く効果もあります。
浄水器一体型水栓の浄水機能を使わなくなったときの対処法
新築やリフォームの際には、浄水器一体型を選ばないという選択ができますが、中古住宅を購入した場合やすでにお使いの水栓が浄水器一体型の場合、どうすればいいのでしょうか。
まず使用されない場合、カートリッジは抜いてしまいましょう。
水量、水圧のデメリットは最もですが、健康被害には変えられませんよね。
そして水栓のメーカー、商品に適した『ダミーカートリッジ』がないか探してみましょう。
このダミーカートリッジとは、浄水機能。オフにしたまま浄水器一体型水栓を使用する際、浄水器カートリッジの代わりに入れておくための専用部品です。
メーカーや品番がわかればインターネットで検索を、メーカーが不明の場合、リフォーム会社などの専門業者に相談してみましょう。
さいごに
健康や美容に対して非常に大きな助けになってくれる浄水器ですが、一歩扱いを誤ると大変なことになります。
浄水器の必要性はしっかりと検討し、きちんとメーカー推奨の使用法に則るように注意したいですね!