ホンネおしゃべり

TOTO(トートー)とLIXIL(リクシル)のトイレの違い

新築やリフォームの便器の検討でTOTOとリクシルでどちらにしたらいいんだろう。

こんな悩みを抱えている人の悩みを解消させるための記事です。

普及品グレードであればリクシル、高級グレードであればどちらでもOK

わたしの答えはグレードによって変えればOKです!

普及品グレードであればメーカーによる機能の差異は大きくありません。

しかし商品の値引き率が大きく異なる場合があり、リクシルの方が手ごろな価格です。

反対に高級グレードであればどちらのメーカーでも差はありません。

業者さんがオススメしてくれる(仕入れが得意な)メーカーでOKです!

この記事の信ぴょう性

プロフィールにも記載していますが、私の経歴は

元リフォーム屋

元建築材料の卸問屋

そして現役の一級建築士です。

毎年これでもか!というくらい何台ものトイレを納品し、お客様のもとへトイレを提供していました。(、、、います笑)

そもそもどんなメーカーがあるのか

トイレを取り扱っている国内メーカーは大きく3つ。

TOTO、リクシル、パナソニックです。

ほかにもタカラスタンダードやクリナップも取り扱いはありますが、そもそもメジャーではなく候補にすら上がることが少ないので割愛します。

TOTOとリクシルは陶器制の便器であり、パナソニックは樹脂製便器といった特徴があります。

それぞれの特徴を確認していきましょう

TOTO

もっとも有名な便器の陶器メーカーです。

便器の特徴として、陶器を焼き上げる前に防汚コーティングを行い、コーテイングを便器に付帯、閉じ込めることで防汚効果が半永久的に持続すると言われています。

昔からトイレといえばTOTOといっても過言ではないほど広く普及しているトイレです。特に公共機関のトイレではTOTO押しが根強く残っていたりします。

あと、ウォシュレットの性能がすごいです。

ウォシュレットはショールームで体験できますので、ぜひ一度体験してみてください!世界が変わります!

リクシル(LIXIL)

もともとの名称はINAX(イナックス)でしたが、企業の合併により名称が変わりました。

リクシルの陶器便器の特徴は、陶器を焼きあげた後、防汚コーティングを施す点です。TOTOの防汚コーティングよりも優れていると言われており、メーカーメンテナンスにより防汚コーティングの再塗布も可能です。

年々性能が向上してきており、今ではTOTOとそん色ありません。

公共機関でもリクシル製の便器の採用が積極的に加速してきていることからも極めて高性能のトイレといって間違いありません。

パナソニック

便器メーカーとしては比較的後発です。

建物全体や床への荷重低減、施工性の向上などを図るとともに、パナソニックが得意としている樹脂を用いた便器を取り扱っています。

後発であるからこそ便器の防汚性能はもちろんのこと、泡を用いた洗浄や専用の手すりのオプションなど様々な工夫とアイディアを持ったメーカーです。

特に小便を立ったままする男性にスポットを当てた商品でもあり、跳ね返りを防ぐ泡の幕を張る特徴があり、多くの支持を集めています。

いっそ業者に任せてみる

最近はメーカーごとによる大きな性能の差はありません。

それよりも相談先の業者がどのメーカーとの取引を得意としているのかを注目することをおすすめします。

得意(普段取引が多い)なメーカーほど割引率が大きく安価で、お得に手に入れられる可能性が高くなります。

業者さんにどこが強いか聞いてみると、意外にすんなりと教えてくれたりしますので正直に訪ねて、どのメーカーにするか相談してみましょう。

ABOUT ME
おしゃべり建築士
もともと住宅がすきで建築の世界へ。 在学中リフォームの奥ゆかしさを知り、ベンチャーリフォーム会社へ。 トップ営業マンかつ建築士として活躍していたが、何となく飽きてしまい 建築材料を極めようと材料卸へ! そこそこ活躍できるようになったところで、退職し一級建築士として様々なアドバイザー活動を継続中