リフォーム

エコキュートの容量について

電気式給湯器エコキュートの設置を検討しているけど

370Lと460Lの2種類のどちらを選べばいいのかわからない

こんな悩みをお持ちの方に読んでいただきたい記事となっています。

エコキュートの容量

エコキュートはおおむねどのメーカー製品でも、370Lと460L製品の

2つの容量のラインナップがあります。

大は小を兼ねると言いますので、大きいのを選んでおけばいいのかな。

と思われる方が多いと思います。

この考えは正しいですが、当然大きいほうが費用は高額となります。

エコキュートの容量の決め方

一般的に〜5人までの利用で370L、5〜7人の利用で460Lが目安と言われています。

参考 ダイキンホームページ

https://www.daikinaircon.com/sumai/alldenka/ecocute/setup/tanku/

とりあえず460Lにとするデメリット

使用湯量がわからないからとりあえず大きい460Lにする選択肢も

ありかと思いますが、とりあえず460のデメリットを紹介します。

機器本体代金がUPする

機器代金が上がることで導入時のコストが余分にかかります。

金額の差額は10万円以下が一般的です。

貯湯湯量が増えるので保温にかかる電気代が増加する

370L⇒460Lへと90Lお湯の貯湯量が増えることに伴い、

お湯を保温するための電気代が余分にかかってきます。

実際は容量アップの恩恵を受けられない場合も

実は容量をアップしてもその恩恵を受けられない場合があります。

近年のエコキュートは、コンピューター制御により使用者の給湯実績に

あわせてお湯を沸かす機能がついているものが増えてきており、

いくら貯湯量が大きな給湯器を選択しても、節水節湯が災いして実は

300Lしか毎日湯を沸かしていなかった。なんてことも起こりえます。

さいごに

エコキュートの容量選択は非常に悩ましいものですし、業者さんと相談してもなかなか決定しにくい場面があるかもしれません。

そんなときは単純に家族構成から選択するのが意外にうまくいくコツです。個人的には370Lでも大丈夫ですよ、とお伝えしたいです。

ABOUT ME
おしゃべり建築士
もともと住宅がすきで建築の世界へ。 在学中リフォームの奥ゆかしさを知り、ベンチャーリフォーム会社へ。 トップ営業マンかつ建築士として活躍していたが、何となく飽きてしまい 建築材料を極めようと材料卸へ! そこそこ活躍できるようになったところで、退職し一級建築士として様々なアドバイザー活動を継続中