こんにちは!おしゃべり建築士です!
本日は住宅建築の中でも一番大事といっても過言ではない
『地盤』についておしゃべりしていきます。
地盤って気にしたことありますか?
みなさんは新築住宅の土地選びや、今お住いの住宅の『地盤』が
どんなものか気にしたことはありますか?
新築やリフォームというと、住宅そのものの設備機器や構造に注意がいきがちですが、そもそも住宅が建っている地盤の状態がプリンのように弱かったらいくら建物が頑丈でも…。と、そんな気はしてきませんか?
地盤の安全性には一般的には大きく2つ、『地耐力』と『液状化』が関係してきます。
今回のおしゃべりではこの2つの地盤の特性をみていきましょう。
地耐力とは
まずひとつめの『地耐力』について。
その名の通り地面が持っている耐力です。住宅という重たい構造物を支える地面がその重さによって沈んだりしないかを図る値です。
住宅の基礎構造(べた基礎や布基礎等)によって必要とされる耐力は異なっており、様々な測定方法があります。
そもそもこの地耐力が必要耐力を満たしていないと、建築後どんどん家が沈み込んでしまい、基礎のひび割れや床の傾斜などあちこちで不具合が発生してきます。
液状化とは
ふたつめの項目は『液状化』の有無です。
正式な名称は液状化現象といい、地震の揺れにより地盤の砂が締め固められ、隙間に入っていた水が押し出され、地上面に水がジャバジャバと噴き出してくる現象です。
YouTubeなどでもいろんな実験や地震時の動画がありますので、一度ご覧になっていただけると、わかりやすいかと思います。
この液状化現象の怖いのは、砂が締め固められることによって、
『地面が低くなる』ことです。
地面がガタガタになり、住宅全体に影響を及ぼします。
さいごに
今回はなかなか分かりにくい内容だったかと思います。
とにかく住宅には地面(地盤)が大事だ!ということを知って頂ければと思います。
住宅建築の際、地盤の調査を行わない業者もいます。
新築の際は「うちの地盤は大丈夫かな?」と業者に聞いてみてください。